【雑記】その15 第四遷移元素とアクチノイド(第7周期)
気になったことを書き連ねていきます
Twitterが崩壊し始めてますね
それはいいとして、今回は第15回、元素シリーズ4回目です
大体中学から高1レベル、あとなんか面白い情報くらいです
誤字脱字や間違った情報などあったら優しく教えてあげて下さい
今週は遷移元素の第7周期についてです
各元素の説明はほとんどあって無いようなものなので、詳しく解説してほしい元素があれば言ってください
でもまあ書くことがあまりないんですよ最後らへんは
あと、全部放射性元素なのでいちいち書かないことにします
では早速
アクチノイド
第四遷移元素とは、第7周期に位置する遷移金属たちのことです
ランタノイドと同様、一部が下にはみ出てますね
アクチノイドは、
アクチニウム(89 Ac)、トリウム(90 Th)、プロトアクチニウム(91 Pa)、ウラン(92 U)、ネプツニウム(93 Np)、プルトニウム(94 Pu)、アメリシウム(95 Am)、キュリウム(96 Cm)、バークリウム(97 Bk)、カリホルニウム(98 Cf)、アインスタイニウム(99 Es)、フェルミウム(100 Fm)、メンデレビウム(101 Md)、ノーベリウム(102 No)、ローレンシウム(103 Lr)
の15個です
全体の性質はひとまず置いておいて、こいつらを単体で見ていきましょう
Ac:青く光る銀白色の金属 化学的性質はランタン(57 La)に似る
Th:銀白色の金属 半減期は140.5億年とかなり長い
Pa:銀白色の金属 化学的性質はニオブ(41 Nb)やタンタル(73 Ta)に似る っていうかネーミングセンス
U:銀白色の金属 ウラニルイオン(UO₂²⁺)水溶液は黄色く、イエローケーキと呼ばれているとか
Np:銀白色の金属 化学的性質はプロメチウム(61 Pm)に似る 意外と化学反応を起こしやすい
Pu:銀白色の金属 最後の天然元素(多分) PuO₂(CO₃)₃⁶⁻とかいう謎な錯イオンを形成する
Am:銀白色の金属 ユウロピウム(63 Eu)の下なのでアメリシウム
Cm:銀白色の金属 キュリー夫妻に由来する
Bk:銀白色の金属 発見場所(バークレー)に由来する
Cf:銀白色の金属 カリフォルニウムではなくカリホルニウム
Es:銀白色の金属 揮発性が高い
Fm:金属 純粋な金属としてのフェルミウムはまだ発見されていない
Md:金属 Es+He これ以降の元素は粒子加速器を用いないと合成できない
No:金属 Cm+C No²⁺イオンは何故かアルカリ土類金属元素のイオンと似る
Lr:金属 Cf+B ルテチウム(71 Lu)と似てそう
という感じです
性質が不明なものの解説って難しいですね
で、全体の性質を説明しますね
主な共通の性質としては、
・全て放射性元素
・Th、U、Pu以外のものは、素手で触れた場合早期に命に危険が及ぶ
・Ac、Esなんかはごく僅かな量でも明確に目視できる強さの光を自然に放つ
・全体的に上のランタノイドと似ている(はず)
・ランタノイド収縮と同様、アクチノイド収縮がある
といった感じです
第7周期、第四遷移元素
さて、残りの奴らも紹介しちゃいましょう
アクチノイド以外の第三遷移元素は、
ラザフォージウム(104 Rf)、ドブニウム(105 Db)、シーボーギウム(106 Sg)、ボーリウム(107 Bh)、ハッシウム(108 Hs)、マイトネリウム(109 Mt)、ダームスタチウム(110 Ds)、レントゲニウム(111 Rg)、コペルニシウム(112 Cn)
の9個です
ということで
Rf:金属 Cf+C ソ連と米国が発見したため、発見の優先権と命名権が争われた
Db:金属 Cf+N 同上
Sg:金属 Cf+O 存命の人物名が由来となったのはこいつとオガネソン(118 Og)のみ
Bh:金属 Bi+Cr レニウム(75 Re)と似てそう
Hs:金属 Pb+Fe 化合物が確認されている最も原子番号の大きい元素
Mt:金属 Bi+Fe 実在の女性の名前に由来する唯一の元素(Cmは夫妻が由来なため)
Ds:金属 Pb+Ni 白金(78 Pt)と似てそう
Rg:金属 Bi+Ni ウンウンウニウム(111 Uuu)と呼ばれていたが、04年11月1日に正式にRgになった Uuuて
Cn:金属? Pb+Zn ウンウンビウム(112 Uub) 性質は12族元素よりも貴ガスに近いらしい
という感じです
結構謎です
とまあ今日のところはこんな感じです
内容薄いですね
今日も化学でした
次回は13、14族のエイコサゲン元素とクリスタロゲン元素についてです
ではまた